市長メッセージ令和元年12月

 師走に入り、今年も残すところひと月を切りました。

 県内ではインフルエンザウイルスも流行しております。市民のみなさんも、マスクや手洗い・うがいなど、まず予防することから自己管理を行っていただければと思います。

 先般ローマ教皇が広島においでになり、式典に参加をして参りました。広島、そして長崎へ訪問され、「核兵器の根絶」をテーマにお話をされました。非常に熱のこもったスピーチでありました。やはり広島で生まれ広島で育った以上、このことについては日本国民のどの県民よりも強く想いを抱かなければいけない、と気持ちを新たにしたところです。

 とても嬉しいニュースがあります。竹原港から大久野島に向かってフェリーの運航が開始することになりました。運航開始は今月中を予定しており、待望の、と言っても過言ではないと思います。大久野島は我々竹原市民にとって、歴史的、そして観光資源としても貴重な島です。そこへ竹原市から、忠海港はもとより、竹原港からも行くことができるようになるのは非常に喜ばしいことだと思います。

 観光の面からも、町並み保存地区へ訪れる可能性も高くなるということであり、賑わいの創出に繋がるとても大きな事業であると思います。

 ぜひ市民のみなさんもこの船に乗船して、船から見える景色など、竹原の魅力を改めて感じていただきたいと思います。

 12月は一年の締め括りの月です。一日一日を大事に過ごすとともに、これからまだまだ寒さが厳しくなりますので、体調管理には十分お気をつけください。

竹原市長 今榮 敏彦