食品ロスの削減にご協力ください
食品ロスとは
まだ食べられるのに廃棄されている食品のことです。
食品ロスの現状
日本は食料の約60%を海外に依存している一方で年間632万トンもの食品ロスが発生しており、そのうち、家庭から出る生ごみが約半分の302万トンを占めています。
食品ロスの主な原因
- 調理に使いきれなかった(買いすぎ)
- 賞味期限や消費期限が切れてしまった(期限切れ)
- 調理の時に食べられる部分も捨てた(過剰除去)
- 食べきれなかった(食べ残し)
家庭から出る生ごみの内訳を示した円グラフ 拡大画像 (JPEG: 131.9KB)
(注意)家庭から出る生ごみのうち、約30%が過剰除去や食べ残しなどの食品ロスが占めています
食品別食品ロス率
食品のうち廃棄される食品の割合を食品別にみると、野菜類・果実類の割合が高く、特に野菜は、食卓での利用頻度が高いため、食品ロス全体の約半分を占めています。
その主な原因は調理の時に取り除きすぎた過剰除去です。
食品別食品ロス率を示した棒グラフ 拡大画像 (JPEG: 136.9KB)
食品ロス削減の方法
賞味期限と消費期限を正しく理解しましょう
店舗で購入した食品には安全でおいしく食べられる期間があり、「消費期限」「賞味期限」のいずれかが表示されています。
消費期限
袋や容器を開けないまま、保存方法を守った場合に「安全に食べることのできる期限」
この期限を過ぎたら食べないようにしてください。
賞味期限
袋や容器を開けないまま、保存方法を守った場合に、「品質が変わらずにおいしく食べることのできる期限」
この期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。色やにおい、味などをチェックして、異常がなければまだ食べることができます。
家庭から出る生ごみの内約5%が賞味期限前に捨てられています。
賞味期限と消費期限の違いを示したグラフ 拡大画像 (JPEG: 137.6KB)
家庭でできること
家庭でできる「3010運動」
毎月30日は冷蔵庫クリーンアップデー
冷蔵庫内の賞味期限または消費期限が近い食品や野菜・肉などの傷みやすいものを積極的に使用し、冷蔵庫を空にしましょう。
毎月10日は「もったいないクッキングデー」
今まで食べられるのに捨てられていた野菜の茎や皮などを活躍するもったいないクッキングを実施しましょう。
関連リンク
消費者庁の公式キッチン(クックパッドのサイト)(外部リンク)
消費者庁が、冷蔵庫に残っているものや野菜の皮で作るレシピやエコ調理の実践ポイントをインターネットに掲載しています。
ぜひご家庭でも実践してみてください。
外食時にできること
「3010運動」
宴会時の食べ残しを減らすためのキャンペーン。
幹事の方は
「乾杯後30分間は席を立たずに料理を楽しみましょう」
「お開き10分前になったら、自分の席に戻って、再度料理を楽しみましょう」
と呼びかけて、食品ロスを削減するもの。
「宴会5か条」
- 出席者の性別や年齢などをお店に伝え、適量注文を心がけましょう
- 幹事さんから「おいしく食べきろう!」の掛け声をお願いします
- 宴会の開始30分、終了10分前は席を立たず、しっかり食べる時間を作りましょう
- 食べきれない料理は仲間で分け合いましょう
- それでも食べきれなかった料理はお店の人に確認して持ち帰りましょう
外部リンク
この記事に関するお問い合わせ先
市民福祉部 地域づくり課 生活環境係
〒725-8666 広島県竹原市中央五丁目1番35号
電話番号: 0846-22-2279
ファックス番号: 0846-22-8579
メールでのお問い合わせはこちらから
更新日:2022年01月14日