旧松阪家住宅
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市重要文化財
- 所有者 竹原市
- 所在地 竹原本町三丁目9-22
- 指定 昭和60年4月1日
この家は竹原の町並みの中でも、独特の雰囲気をもっています。入母屋造り、平入り、間口七間のつし二階の主屋の裏側に、平行にもう一棟、本瓦葺の建物とその二棟を直角の角屋でつないだ、表屋造りとなっています。
建築は江戸末期(1820頃)のものを明治12年(1879)に全面的な改造を行い、現在の形となりました。「てり・むくり」をもった波うつような独特の大屋根、その下のうぐいす色の漆喰、大壁造り、塗込めの窓額つき菱格子の出窓、ゆるやかにカーブした本瓦葺の下屋、彫をもった出格子(それを支えている受木の彫り物)、向う店の下見板の上の与力格子など、非常に華やかな建築意匠です。
座敷は全体が数寄屋風の意匠で統一されています。
初代は延宝2年(1674)広島から移住、沢田屋と称して塩田の必需品である薪問屋−石炭問屋を業とし、塩田経営、廻船業、醸造業と多角経営を行うかたわら、下市庄屋、割庄屋、竹原塩浜庄屋、竹原町長などをつとめるとともに文化活動を行いました。
ご利用案内
- 電話番号:0846-22-5474
- 開館時間:10時~16時
- 休館日:毎週水曜日(祝日を除く)、年末年始(12月27日~1月3日)
- 入館料:19歳以上300円
この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会 文化生涯学習課
〒725-8666 広島県竹原市中央五丁目1番35号
電話番号:0846-22-2328
ファックス番号:0846-22-8460
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更新日:2022年01月14日