地域共生社会に向けて
地域共生社会とは
制度・分野ごとの「縦わり」や「支え手」「受け手」の関係を超えて、地域住民や地域の多様な主体が参画し、人と人、人と資源が、世代や分野を超えてつながることを目指しています。
住民一人ひとりの暮らしと生きがい、地域をともに作っていく社会を目指し、竹原市では、「地域まるごと支えあい体制づくり事業」を実施し取り組みます。
地域まるごと支えあい体制づくり事業(竹原市重層的支援体制整備事業)
介護、障害、こども、生活困窮などのこれまでの相談支援の仕組みを活かしつつ、「8050」「ダブルケア」「ヤングケアラー」「ひきこもり」など複雑化、複合化した課題や制度の狭間の問題に対応するため、
・対象者の属性を問わない相談支援
・多様な参加支援
・地域づくりに向けた支援
を一体的に実施し、包括的な支援体制を整備する事業です。
竹原市重層的支援体制整備事業実施計画
重層的支援体制整備事業を実施する自治体は、社会福祉法第106条の5で「重層的支援体制整備事業実施計画」を策定することが努力義務とされています。本市においても、令和7年3月にこの計画を策定したので公表します。
竹原市重層的支援体制整備事業実施計画(令和7年3月) (PDFファイル: 2.9MB)
事業の全体図

竹原市地域まるごと支えあい体制づくり事業概要図 (PNG: 179.2KB)
第3次竹原市地域福祉計画
第3次竹原市地域福祉計画では、本事業を重点プロジェクトとして位置付けて取組を進めていくこととしています。
事業の委託先
竹原市社会福祉協議会
まるごと福祉相談窓口の設置
ひきこもり支援
まるごと福祉相談窓口(たけはらまるっと)
「介護のことも障害のことも相談したい」
「ひきこもりの相談をしたい」
「ヤングケアラーの相談をしたい」
など、どこに相談したらいいか分からない福祉の相談、複合化的な生活課題を抱えている世帯の相談を包括的に受け止め、必要な相談機関や関係部署と一緒に支援を行います。


まるごと福祉相談窓口チラシ (PDFファイル: 4.3MB)
場所
竹原市役所 2階
連絡先
まるごと福祉相談窓口(愛称:たけはらまるっと)
開所時間 平日8時30分から17時15分
電話番号 0846-21-8070
e-mail takehara-sasaeai@eagle.ocn.ne.jp
孤独・孤立対策の推進
地域生活課題及びヤングケアラーに関する実態調査
令和6年度において、地域生活課題及びヤングケアラーに関する実態調査を実施し、報告書を作成しました。
調査の結果は、今後の施策を検討するための基礎資料とするなど、有効活用していきます。
アンケートにご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
調査概要
(1)調査の目的
本調査は、竹原市内に居住する「社会的孤独・孤立の状態」にある人とその世帯に関する実態を把握し、今後、本市が行う支援策を検討する上での参考とするため実施しました。また、ヤングケアラーに関する実態調査は、潜在しているヤングケアラーの実態を把握し、教育委員会と共有するとともに必要な支援につなげる対応策に取組むことを目的として実施しました。
(2)調査の実施概要
調査A |
調査B |
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調査対象者 | 竹原市内の専門職が所属する事業所 | 竹原市内の地区社会福祉協議会役員 |
調査期間 | 令和6年12月~令和7年1月 | |
調査数 | 65件(40事業所+庁内の専門職25名) | 391件 |
調査方法 | 竹原市を通して事業所に配布、回収 またはwebで回答 |
竹原市を通して地区社会福祉協議会 関係者に配布、回収またはwebで回答 |
調査票回収数 | 52件(うちweb45件) | 232件(うちweb35件) |
回収率 | 80.0% | 59.3% |
調査C | ||
調査対象者 | 竹原市内の小・中・義務教育学校及び高等学校教職員 小学校7校、中学校2校、義務教育学校2校、高等学校2校 |
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調査期間 | 令和6年12月~令和7年1月 | |
調査数 | 13件 | |
調査方法 | 学校を通して職員に配布、webで回答 | |
調査票回収数 | 13件 | |
回収率 | 100.0% |
この記事に関するお問い合わせ先
市民福祉部 地域支えあい推進課 福祉総務係
〒725-8666 広島県竹原市中央五丁目6番28号
電話番号:0846-22-2946
ファックス番号:0846-23-0140
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更新日:2025年06月27日