給食ができるまで
調理工程
検収
業者から納品された食品の品質や量・品温・異物の有無の確認をします。
お肉も袋から出し、異物がないか、色や臭いや品温などを確認し、冷蔵庫へ保管します。
毎日使用する野菜は平均6~7種類です。ピンクのプラスケットに移し替えて下処理をします。
下処理(ピーラー)
野菜の皮をむく機械です。
おもにじゃがいも・にんじん・たまねぎさといもに使用します。
野菜の皮が、機械の中を回転しながら、むがれていきます。
下処理(洗浄)
野菜の種類により、洗うシンクや洗う順番が決まっています。
流水で3回ていねいに洗います。
洗った後には、黄色のプラスケットに入れ替えます。
下処理室から調理室への入り口
エアーシャワー
汚染区の下処理室から非汚染区域の調理室へ入る時には、エアーシャワーを通り、ほこり等を取り除きます。
エアーシャワーの後で、手や爪をきれいに洗って
消毒し、調理室へ入室します。
スライサー
包丁だけでなく、機械を使って材料を切ります。
いちょう切り・短冊切り・せん切り
さいの目切りなど、料理によって切り方をかえます。
切った野菜は、アイボリーのプラスケットに入れ替えます。
釜
室の中には直径1メートルで300リットルの釜が5基あります。
室温は25℃以下に保てるように、空調設備が整っています。
1つの釜で750人分の汁物や煮物・炒め物などを料理しています。
750人分の具をかき混ぜるのには力が必要です。スパテラを使って息を合わます。
自動フライヤー
長さ3メートルの油槽には、130リットルの油が入ります。
衣をつけた材料は、コンベアー式に流されていき、5から6分で揚がります。
スチームコンベクション オーブン
焼き物・蒸し物などの料理に使います。
天板にならんだ魚です。
真空冷却機
和え物・サラダなどに使うゆでた野菜を、すばやく10℃くらいまで下げます。
冷却された材料を、消毒済みの6つのタライで和えます。
配缶風景
子どもたちの年齢(学年)に応じた1食分の食事の量を、各クラスの人数分につぎ分けます。
液だれしないように、上手につぎわけします。
各学校のコンテナに、食缶を入れていきます。複数で確認してカギを閉め、運送業者に渡します。
配送
3台の配送車で小学校7校・中学校2校・義務教育学校2校へ運びます。
学校の給食時間の様子です。
おいしくいただいていますか?
洗浄風景
各学校から返却された食器や食缶類を自動洗浄機で洗います。
食べ残しがない食缶に出会えると、うれしい瞬間です。
洗った食缶や食器は、熱風消毒庫で乾燥・消毒し、翌日まで保管します。
コンテナもきれいに洗い、水気を切っておき,翌日の給食に備えます。
この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会 総務学事課
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電話番号:0846-22-2329
ファックス番号:0846-22-8460
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更新日:2022年01月31日