下水道使用料改定のお知らせ

更新日:2024年08月02日

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令和6年8月1日から下水道使用料を改定します

みなさまが、下水道を将来にわたって安心・安全にご使用いただくため、令和6年8月1日(改定日) から、新しい使用料制度が適用となります。
皆さまのご理解・ご協力のほど、よろしくお願いします。
 

【新料金表への切り替えイメージ】

○改定日以前から継続して下水道をご使用のみなさまにつきましては、

8月の検針日以降の使用分から適用となります。

〇 下水道使用料は、2か月に1回、水道料金と合わせてお支払いいただいています。


下水道使用料切り替えイメージ

【料金改定のポイント】

1. 用途別料金体系の見直し
これまで、「一般用」、「一般公衆浴場用」及び「臨時用」の3種類の水利用目的ごとに異なる料金表が適用されていましたが、水利用目的が多様化する現状を踏まえ、下水道利用者にわかりやすい料金体系とするため、「一般用」の1種類へ統合しました。

 

2. 基本水量制の廃止
1か月あたりの使用水量が、8立方メートルまでは使用する水量にかかわらず、基本料金に含まれるとしていました。(これを基本水量制といいます)
近年、一人世帯の増加やライフスタイルが変化するなか、水の利用実態も多様化しており、これまでの基本水量制を廃止し、使用した水量に応じたご負担をお願いすることで、使用者間における負担の公平性を高める仕組みに改めました。

 

3. 基本料金、従量料金単価をそれぞれ改定
みなさまが、下水道を将来にわたって、安心・安全にご使用いただくため、つぎの計画などに基づいて料金単価の見直しを行いました。

1. 今後15年間の収支計画に基づいた経営計画
2. 下水道施設の長寿命化などの老朽化対策への取組み
3. 豪雨等による災害時においても、一定の下水道機能を確保するための下水道施設の浸水対策の実施

すいすい

新しい下水道使用料金表(1か月分/消費税抜き)

使用料の急激な引き上げを緩和するため、
令和6年8月に1回目令和9年4月に2回目の段階的な改定を行います。
下水道使用料改定の経緯などの詳細につきましては竹原市下水道使用料審議会をご覧ください。

※水道料金の変更はありません。

下水道使用料切り替えイメージ

【計算例】 令和6年8月1日(改定日) 1か月26立方メートル使用
850円(基本料金)+25円×8立方メートル+165円×12立方メートル+190円×6立方メートル=4,170円(税抜き)
 

※使用水量ごとの下水道使用料は、下水道使用料早見表をご参照ください。

【改定に関するQ&A】

Q1 なぜ使用料の改定が必要なのですか?

 

A1 下水道事業は、快適な暮らしや良好な水環境を保つため、利用者の皆さまからの 下水道使用料などにより運営されています。
下水道使用料は、平成18年の供用開始以降、事業の効率化や経費節減、使用料収入の増加に向けた取り組みに努め、使用料を据え置いてきました。
しかしながら、排出された汚水をきれいにするためにかかる費用に対し、使用料収入が不足する状況が続いています。
また、今後、老朽化に伴う施設の更新や、災害に強い施設とするための対策などを計画的に進めていく費用が必要となり、事業経営はますます厳しくなるものと想定されています。
このような現状を踏まえ、中長期的な視点に立った事業運営を行うため、今回の改定が必要となりました。

Q1

※汚水処理経費回収率とは?
汚水をきれいにするために要した経費に対して、下水道使用料でどの程度賄えているかを表した指標で、100%以上が望ましいとされています。

 

Q2 料金改定ではなく、税金で補てんできないのですか?


A1 現在の経営状況は、排出された汚水をきれいにするためにかかる費用に対し、 使用料収入が不足しています。
その不足分については、竹原市のお金(税金)で補てんしている状況が続いています。
竹原市の中には、下水道が利用できる地域と利用できない地域がありますので、税金で補てんした場合、下水道が利用できない地域の市民の皆様にも負担をおかけすることとなるため、不公平感が生じ、適切ではないと考えます。
そのため、受益者負担の考え方に基づき、下水道を利用している皆様に、汚水をきれいにするためにかかる費用について、ご負担をお願いするものです。

 

下水道使用料早見表(令和6年8月1日改定)

下水道使用料早見表(2カ月あたり/消費税込み)
使用水量(立法メートル) 金額(円) 使用水量(立法メートル) 金額(円)
1 1,897 51 8,965
2 1,925 52 9,174
3 1,952 53 9,383
4 1,980 54 9,592
5 2,007 55 9,801
6 2,035 56 10,010
7 2,062 57 10,219
8 2,090 58 10,428
9 2,117 59 10,637
10 2,145 60 10,846
11 2,172 61 11,077
12 2,200 62 11,308
13 2,227 63 11,539
14 2,255 64 11,770
15 2,282 65 12,001
16 2,310 66 12,232
17 2,491 67 12,463
18 2,673 68 12,694
19 2,854 69 12,925
20 3,036 70 13,156
21 3,217 71 13,387
22 3,399 72 13,618
23 3,580 73 13,849
24 3,762 74 14,080
25 3,943 75 14,311
26 4,125 76 14,542
27 4,306 77 14,773
28 4,488 78 15,004
29 4,669 79 15,235
30 4,851 80 15,466
31 5,032 81 15,697
32 5,214 82 15,928
33 5,395 83 16,159
34 5,577 84 16,390
35 5,758 85 16,621
36 5,940 86 16,852
37 6,121 87 17,083
38 6,303 88 17,314
39 6,484 89 17,545
40 6,666 90 17,776
41 6,875 91 18,007
42 7,084 92 18,238
43 7,293 93 18,469
44 7,502 94 18,700
45 7,711 95 18,931
46 7,920 96 19,162
47 8,129 97 19,393
48 8,338 98 19,624
49 8,547 99 19,855
50 8,756 100 20,086

改定前後の早見表はこちら(PDFファイル:366.4KB)