宿根の大桜(すくねのおおざくら)

更新日:2022年01月14日

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草木の中央にそびえ立つ宿根の大桜の写真

市重要文化財(天然記念物)

  • 所在地 竹原市下野町字宿郷359番地
  • 指定 平成26年4月24日
  • 樹種 エドヒガン
  • 樹高 15メートル以上
  • 枝張り 約19メートル
  • 根回り周囲 約4メートル
  • 胸高周囲 約4.3メートル
  • 樹齢 約200年(推定)

樹高15メートル、枝張り19メートルを超えるエドヒガンの巨木です。樹木の特徴として、幹が根本から約40~50センチメートルの位置で4本に分かれる「株立ち」状となっており、エドヒガンの株立ちとしては、県下3番目の巨木とされています。正確な樹齢は不明ですが、樹木の大きさから、樹齢200年程度と推測されます。
エドヒガンは樹齢が長いため巨木化しやすく、県内でも北部を中心にエドヒガンの巨木が分布していますが、湿気を嫌う性質のため、県南部においては巨木化する例が少ないとされています。
こうした分布の特性から、「宿根の大桜」は県南部において稀有な巨木であり、「株立ち」という特徴的な形態で、竹原市においては特に貴重な樹木であるといえます。

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