市長メッセージ令和元年5月

更新日:2022年01月14日

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新時代の幕開け!

 「時に、初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす。」

 平成が終わり、新しい時代「令和」が幕を開けました。

 令和は、万葉集の梅花の宴から引用されたものとお聞きし、市の花が梅である本市にとって、良縁を感じています。

 本市では、本年4月から未来創造の指針「第6次総合計画」に基づく新しいまちづくりをスタートさせたところであり、この機会も、新時代の幕開けにふさわしいものと感じると同時に、私をはじめ職員が使命感を持って、この計画をどのように具現化していくかを考え、より一層の具体性を持ったスピード感のある取組を進めていく必要があると考えております。

 この時代を生きたものとして、この節目を竹原市長として迎えることができた意義を感じ、この新しい令和の時代をどのようにしていくのかをイメージしながら、どのように行政運営していくのかを改めて考えていきたいと思います。

 平成は、大規模災害が全国各地で多発した時代でした。

 いよいよ来月、再来月には、忘れることができない豪雨災害が起きた出水期を迎えます。

 去年の教訓のもとに、4月から危機管理課を創設して、全庁一丸となって防災体制を強化しました。

 これからの出水期を迎えるに当たって備えの期間、そして実際の出水期の数か月間は、重要な意味を持つものと考え、職員に対し、準備に万全を期すよう指示したところです。

 また、平成は、人口減少の時代で、本市を含め地方自治体にとって厳しい時代であり、この流れは続くものと予測されますが、人口が減っていく中にあっても、竹原市民の幸せを思い浮かべながら、「誰もが住みやすいと実感し、誇らしいと思えるまち『元気と笑顔が織り成す 暮らし誇らし、竹原市。』」の実現に向け、決意を新たに取り組んでまいります。

 本市はもちろん、我が国にとりまして、新しい時代が素晴らしいものとなることを心から願っています。

竹原市長 今榮 敏彦

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