市長メッセージ令和元年11月

 先日、ヨーロッパへ広島県市町職員海外派遣研修の団長として行ってまいりました。

 文化の違いを感じたというのが率直な感想であり、訪れた先で展開されている政策というものも、直接的に日本で展開出来るもの、中々展開は難しいものがあるということを感じました。

 ただ1つ言えるのは、1つの大きな目標に向け国をあげて取り組んでいるということです。そういう意味では、我々行政に携わるものとしては、社会情勢または環境の変化に対応しながら、市の政策または目標に向かって、取り組んでいくことが使命であると感じたところです。

 この海外派遣研修にはこれまでも竹原市から参加をさせていただいており、職員には他の国が目指すところやその違いについて職場内で共有を行うとともに、今の自分の足元を見つめながら業務に取り組むよう伝えたところです。

 海外研修で得た様々な要素を取り入れながら、社会情勢や環境の変化に対応すべくスピード感を持って事業展開ができるよう、予算編成に取り組んでまいります。

 一方、財政健全化計画を進めていく中での取組になりますので、しっかりとバランスを考え意識しながら取り組んでまいります。

 10月は色々な行事があり、26、27日には憧憬の路という竹原市では大きなイベントがありました。このイベントには多くの方のご参加・ご協力をいただき、皆さんの取組のおかげでイベントが成功しました。これは今までに積み上げてきた市民・団体の皆様の努力の賜物でもあります。

 ご協力いただきました皆様に感謝申し上げますとともに、今後もさらに取組を進め、賑わいのあるまちづくりに繋げてまいりたいと思います。

 広島県がインフルエンザの流行入りを発令しています。昨シーズンよりも早い流行入りであると思いますので、健康管理には十分気をつけてください。

竹原市長 今榮 敏彦