市長メッセージ平成31年3月

更新日:2022年01月14日

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「復幸」への想い感じて

復幸と書かれた書の写真

「復幸の書」
竹原高等学校書道部
忠海高等学校書道部

 3月に入り、暖かさを感じる日が増えてきました。新年度まで、あとひと月を切ったところです。

 新年度に向け、市役所の組織を、現時点の取組に重きを置いた上で改革いたします。

 まずは、災害復旧のため「危機管理課」を創設します。災害対応・危機管理のための組織について、いち早く取り組まれている団体の、良いところを吸収するなど、本市に見合う危機管理体制の確立を目指します。

 そしてもう一つ、「地域交流センター」が新たにスタートします。

 本市は、「住民協働のまちづくり」について、他市町より先駆けて取り組んでまいりました。その骨格を「公民館」から「地域交流センター」という形に変更します。

 「地域交流センター」は、今までの公民館活動のさらなる進化や充実に加え、地域住民の皆様と一緒に地域の魅力づくりや地域課題を解決していくための重要な施設にしていきたいと思っております。

 さて、本市の災害からの復興を目指し、3月2日に、バンブー公園で、「竹原にイブキを!」をテーマにバンブーフェスが開催されました。市内、市外から12,000人もの方々が訪れてくださいました。このイベントは、行政主導ではなく、住民の皆様、中でも若い力が中心となって成し遂げられたことに大きな意義があると思います。このイベントの大成功を受け、今後も新たな「イブキ」を市役所からも発信をしていけるように、住民の方々や企業の方々と連携を取るよう、市職員にも伝えております。

 3月は、市内のイベントや行事が多く開催されています。本年も町並み保存地区では、「たけはら町並み雛めぐり」が24日まで開催されており、期間中はライブや特別メニューのランチなど、様々なミニイベントを楽しむことができます。

 また、各地域では「公民館まつり」が開催されていますので、皆様ぜひお越しください。

 そして、ロビーには、「復幸」という力強い書の作品を展示しています。この作品は、「復興イベント」として、駅前商店街を含めた市内の3つの商店街が協働して、色んな取組をしていただいた中で、竹原高校・忠海高校の書道部の皆様が書道パフォーマンスで作り上げてくれました。市民の皆様に元気を与えることができれば幸いです。

 3月5日には、住民の皆様に向けて「災害復旧かわら版」を発行しました。復旧情報をホームページへ掲載するだけではなく、自治会の皆様で回覧していただくことにより、たくさんの方に、災害からの復旧状況をお知らせできると期待しています。

 今後も、私を含め市職員は、住民の皆様と共に「チーム竹原市」として災害からの復旧・復興や、財政の健全化に向けて全力で取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

竹原市長 今榮 敏彦

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