市長メッセージ令和元年6月

更新日:2022年01月14日

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未来への「継承」

 6月に入り、今年の半分を迎えようとしています。

 既に新聞紙上等では発表されておりますし、本市もプレスリリースをしておりますが、日本遺産への追加申請を行っておりました「北前船」が、全国7市町の1つとして追加認定をいただきました。この間、「北前船」の日本遺産への追加認定に向けて頑張ろうという声掛けをして、職員も一生懸命取り組み、この度認定をいただくこととなりました。

 これは市役所の努力だけではなく、今まで先人が培い、大切に語り継ぎ、また文化財の施設等を大切に保存・保管してきた賜物でもありますので、市民の皆様と共に、みんなで誇れるものとして喜び合いたいと思います。

 もちろん今回の認定が着地点ではなく、認定をいただいたことをこれからの竹原市の様々な発信、プロモーションに活用していく必要がありますので、新たにスタートを切っていきたいと思います。これまでの間取り組んでいただいた皆様、本当にありがとうございました。

 6月2日、「山の日」のイベントがありました。これまでの間、関係者の皆様が一生懸命取り組まれ、非常に評価の高い意見をいただくなど、結果として素晴らしい成果でありました。これは本当に皆様の努力の賜物であります。

 事業には毎年実施する事業もありますし、新たに取り組もうとする事業もあります。そういった中で、より良いものにしようとする前向きな姿勢、そして実施することによって何をもたらすか、どんな効果が発現していくかということが一番大事です。今回、まさにその結果が出たのではないかと思っています。

 例年6月から実施しているライトダウンキャンペーンなど、本市としてもこれまで様々取り組んできたことを継承しながら、新たに取り組めることが何があるかということを考えながら進めていきたいと思います。

 最近ではテレビ等で竹原市を取り上げていただいたり、航空機内における旅のプロモーションビデオにおいて町並みと大久野島を紹介していただくなど、竹原は今、凄く良い流れに沿っていると感じています。この流れは急に飛んできたわけではなく、今までの努力が実を結んでいると考えており、しっかりと成果として現れていることを、皆様と分かち合いたいと思います。

 これからもまだまだ情報発信は重要であり、観光事業のみならず、様々な情報を市内外に向けて発信をしていくことが事業成果に必ず繋がっていくと思います。

 今から出水期を迎え、もうすぐ梅雨にも入ると思います。昨年の災害が起こるとは、昨年の6月には思ってもいなかったわけです。昨年、それぞれの場面で災害発災後の対応や事務手続きなど様々あったと思います。経験をしてきたからこそ、これからの時期に向かって、何が出来るかということを今から考えながら過ごしていただきたいと思います。

 これから暑くなってきますので、くれぐれも体調管理には気を付けて過ごしてください。

竹原市長 今榮 敏彦

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