本文へジャンプ
竹原市トップページへ
サイトの利用についてENGLISHサイトマップ
文字縮小文字標準文字拡大
市の組織協働のまちづくり観光ライフイベントくらしの情報イベントカレンダー
現在位置:TOPの中のくらしの情報の中の国民健康保険から健康づくり講演会開催報告

健康づくり講演会を開催しました

 竹原市国民健康保険では、市民のみなさんの健康増進を目的に、人間ドック・がん検診などの健康づくり事業を実施しています。今回、事業のひとつとして、健康づくり講演会を実施しました。
 「笑いのパワーを生活に生かす」と題し、笑いのたえない講演を、日本笑い学会副会長で産婦人科医師の昇 幹夫(のぼり みきお)さんにしていただきました。
参加されたみなさんから「笑って心も体も元気にしたい!」と好評だった内容を紹介します。

笑いであふれた講演会



  テーマ  「‘笑いのパワー’を生活に生かす」

  講師  日本笑い学会 副会長 産婦人科医師 昇 幹夫(のぼり みきお) さん 

  日時  平成18年10月15日(日) 13:30〜15:00  

  場所  勤労青少年ホーム 3階軽運動場 (竹原市中央五丁目5−17)   



 講演会の内容

 笑うことで病気がよくなる?

がん細胞が減少
 今から15年程前、がん患者、健康な人、合わせて19人に、吉本新喜劇の舞台を3時間見てもらいました。3時間の大笑いの後、体の中のがん細胞が減っていくことが分かりました。これは、がん細胞をやっつけるNK(ナチュラルキラー)細胞、ちなみにこのNK細胞は人間の体の中に約50億個あるのですが、この細胞が活発になったためでした。

リウマチの症状が緩和
 1996年には、アメリカのリウマチ治療専門誌に、笑うことがリウマチ症状緩和に効果があるという報告が掲載されました。
 日本では、日本医科大学リウマチ科の吉野名誉教授が、リウマチ患者26人に生の落語を聞いてもらう実験を行いました。すると、みなさん、痛みが軽くなり、症状が改善されたというのです。落語を聞く前と聞いた後の血液データの比較においても、健康な人の5倍から10倍あった、炎症のもととなる物質インターロイキン6が、半分以下となった事例までありました。リウマチという病気は、気分がいいときは痛みが軽く、心が落ち込むと痛みが強くなるそうです。楽しく笑うことは全身麻酔をかけたのと同じ効果があるということが分かりました。

血糖値が減少
 2003年、筑波大学で、一般市民と糖尿病患者24人に、漫才を1時間聞いてもらい、その2時間後に血糖値の測定を行いました。その結果、糖尿病患者の平均値が77、一般市民の平均値は46と下がり、とても低い数値となりました。漫才の中身がたくさんわかった人ほど血糖値が下がりました。その年、この実験結果がアメリカの医学雑誌に掲載され、筑波大学には、日本中の糖尿病の関係機関や患者からの問い合わせが殺到したそうです。
 実際に、笑いによって血糖値を下げる治療をしている病院もあります。ある実験では、血糖値が通常約140ある男性患者に、毎日2時間落語を見てもらい、笑ってもらいました。その結果、2か月後には血糖値が106まで下がりました。
奈良県にある病院の糖尿病外来では、2年前から患者にお笑いのビデオを見せる治療法をしていますが、約70%の人に効果が表れるそうです。なぜ100%にならないのかというと、笑いのつぼが十人十色だからです。(例えば、夫婦でお笑い番組を見ていても、笑い転げる妻のとなりで、夫が「こんなくだらんの見て、よう笑うとるな」と言うような光景がよくあります。)
 ただ、笑いが、血糖値にどうしてこのような効果をもたらすかは謎なのです。

遺伝子にも影響
 筑波大学の村上名誉教授は、笑うことが、遺伝子にどのような影響があるのかを研究しました。その結果、脳の中にある酵素やホルモンが活発になり、64個の遺伝子が発生することが分かりました。笑うことによって遺伝子にまで影響がでるのです。

医療費を削減
 この10年間で医療費が40%も上昇した都市が、笑いの効果によって病気を治し、医療費を削減するという実験・事業を行いました。160人の市民を対象に、地元の大学などと協力し実施されましたが、笑いの効果が科学的に分かったことで、国から年間約1億6千万円の補助金がでました。



 笑うことで元気に長生き!

老衰は50人に1人

 日本人の3人に1人は、がん、脳卒中、心臓病が原因で亡くなっています。そして交通事故等による死因をあわせると、約7割となります。畳の上で死ねる老衰は、約50人に1人だそうです。

欲張りすぎががんを引き起こす?
 がんについての話をしましょう。がんは生活習慣病の代表選手です。がんを引き起こす原因の3分の1は、欲張りすぎです。これはいけません。人間の体は、約60兆個の細胞からできています。毎日1兆個の細胞が新しいものに生まれ変わりますから、約60日経つと人の体はほとんどリニューアルされるということになります。年をとるとそのスピードは遅くなりますが、それでも約120日間で全ての細胞が置き換わります。細胞が生まれ変わるとき、中には出来の悪いものが生まれます。これが、がん細胞です。その数、1日になんと5000個。心臓と歯だけは永久細胞なので、この2か所にはがんができないのです。
 それでは、細胞がリニューアルされる時はいつかということですが、それは睡眠中です。ですから睡眠時間まで削って無理をすると、悪い細胞が発生し、がんの発生率が高くなるというわけです。

食事には要注意
 欲張りすぎの次に問題なのが、食事です。食べ方を誤ると病気になります。「人を良くする」と書いて「食」です。最近、日本には、外国の食べ物が多く入ってきています。流通経路が長いものほど腐りやすいということで、腐りやすいものほど防腐剤などの薬漬けとなっています。「最近の日本人は死んでも腐らない」というジョークまであるくらいです。

笑って心を元気に
 がんの原因として、欲張りすぎの生活スタイルが3割、食事が2割とすれば、残りの5割を占めるのは、心の持ち方と言えるでしょう。
 冒頭で話したように、NK細胞が元気になると、人間も元気で長生きができます。NK細胞を活発にするために、笑ったり、泣いたり、人に話を聞いてもらったりしましょう。人に話を聞いてもらう、ということでは、顔を見ただけで、あるいは声を聞いただけでほっとする人がいますよね。これを「ホッとライン」と言います。こういう人が2人はいたほうがいいと思います。(ただし、配偶者は対象にはなりません。夫婦は修行の場だと思ってください。)
 また、女性がお化粧することも、自分がきれいになるという気力によって、NK細胞が活発になります。また、歌を歌うこともよいですね。腹の底から声を出すことで、自然に腹式呼吸ができます。口笛を吹くこともよい健康法です。
 笑うこと、泣くこと、おしゃべりすること、お化粧すること。どれもこれも女性が得意とするところです。女性の方が長生きできるのはそのためです。日本では、妻に先立たれた夫のうち、約7割は3年以内に後を追いますが、逆に夫が亡くなると、残された妻は元気になります。妻に先立たれた男性の平均余命は5年、夫に先立たれた女性の平均余命はなんと22年で、圧倒的な差です。ですから、男性のみなさん、女性の生き方に学びましょう。「泣きなさい、笑いなさい、歌いなさい、おしゃべりしなさい」です。
 病気にならない体を手に入れることは無理だとしても、病気になりにくい体をつくっていくことはできます。そのために、笑って心を元気にしましょう。そうすれば、体はそれについてきます。



 がん克服体験談を紹介

どんな時でも明るく思いっきり生きる
 
あるがん患者の方のがん克服体験談を紹介しましょう。
 Aさんは、がんで余命3か月の宣告を受け、ショックで頭の中が真っ白になりました。しかし、医者からの宣告をそのまま素直に受け入れるしかないと観念しました。余命1か月となった時、身辺整理をはじめました。会社、遺産相続、葬儀など、公的にも私的にも全部を整理すると、今までの地位だとかお金だとか、そういう我執をみんな放してしまうことで、気持ちが本当に楽になったそうです。身辺整理も済み、全てなくなってから、周りの人がいろいろな場所に誘ってくれました。がん患者の会でハワイを訪れたり、また、みんなで生き方を考えようという講習会にも参加しました。こうして、気持ちがだんだん楽しくなってくると、肝臓にあったがんも小さくなり、心臓の方も治ってしまったのです。Aさんは、宣告から10年が経過した現在もご健在です。本当に不思議なことです。
 大事なのは、1日1日を大切に、どんな時でも明るく思いっきり生きるということです。

がん生還者に学ぶ「千百人集会」
 
平成15年4月、東京都調布市で、がん闘病者1000人と、がんが治った人100人が一堂に会して徹底的に語り合う「千百人集会」が開催されました。主催する「がんの患者学研究所」代表の川竹文男さんは、腎臓がんから自らの力で生還しました。自身の闘病生活をもとに「がんは治る」の強い信念を、がん患者とその家族に伝え続けています。
 集会の1日目は、がんを治して生還した人100人を紹介し、半数の方にそれぞれ体験談を話してもらいます。2日目は、分科会の後、闘病中の1000人が決意表明を行います。がん闘病者のステージ上での「次回の集会には、治った100人に絶対に入ります!」との決意に、「○○さんは治る!治る!治る!治った!おめでとう!」と、観衆が激励の言葉と拍手を浴びせ、フィナーレを飾りました。



 その他の話から

子どもたちは胎内記憶を持っている
 
胎内記憶の話です。子どもたちは、2歳、3歳の頃、生まれてきた時の記憶をもっており、3人に1人はその時のことを答えます。
横浜市内の産婦人科医、池川先生は、国内で胎内記憶の研究を行っている数少ない研究者のひとりです。池川先生は、昨年横浜で開催された国際産科婦人科学会で、胎内記憶について1000人近くのデータにより発表をされ、そのことが日本全国にテレビ放送されました。
 池川先生のクリニックには、胎内記憶に関心をもった数多くのお母さんが来ます。こういった胎内での記憶がどこまで正しいのか、という議論はあります。「私は、とりあえず正しいものと考え、そこから出発しています。赤ちゃんはおなかの中にいるときから、いろんなことを訴えている。そのことをぜひお母さんたちに意識していただきたい。」と池川先生は話されています。



 アンケートを実施

 会場に笑いがあふれた今回の講演会。講演の内容を日々の健康づくりに生かしていきたい、またこのような講演会を開催してほしいなど、みなさんから感想をいただきました。
 講演会終了後、参加者のみなさんにご協力いただいたアンケートの内容と回答をご紹介します。

 アンケート結果PDF 13KB)

お問合せ先
市民課 医療年金係
TEL: 0846-22-7734/FAX: 0846-22-8579
 市の組織 協働のまちづくり 観光 ライフイベント くらしの情報 イベントカレンダー
竹原市役所〒725-8666 広島県竹原市中央五丁目1番35号
TEL 0846-22-7719(総務課)/FAX 0846-22-8579