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文化財の話
 
 文化財とは、歴史の中で生まれ、育まれ、今日まで残された歴史的財産のことを言います。
 文化財は普段の生活の風習の中や、地域行事、寺社仏閣、遺跡、絵画や自然の中など様々な形で残っています。
 ここでは竹原市内にある指定・未指定の区別なく文化財の紹介や解説を載せていきます。

下大畠・茶臼山古墳

 竹原市域の東北端に新庄町が位置する。ここには国道2号線が東西に走り、西に向かえば西条盆地、東に向かえば小早川氏の本拠地であった本郷、またさらに国道432号線を南に下れば瀬戸内海、北に上れば世羅台地に通じる。要するにこの地区は、今でも交通の要衝である。

 こうした地域は必然的に、歴史に名を残す。竹原小早川氏の居城、木村城がここに築城されたのも、当然の成り行きであったといえよう。

 それだけではない。もっと古い時代にもこの地区のすごさを物語る遺跡がある。2号線を西から新庄の交差点に差しかかると、直ぐ左に見える小高い山が茶臼山である。ここは中世の山城とされているが、なかなかどうして、直径約30m・高さ約5mの、この地域最大の大円墳だ。墳丘の頂部に上がると、広い平坦面があり、中央に石材が散乱している。これは埋葬施設の石室の残骸だ。何が出土したのか全く不明であるが、墳丘の形態、小高い地点にあることなどから西暦5世紀代の古墳であろう。東西南北、どこに行くにも新庄を通過しなければならない。この重要地区を支配下に収めた有力な地域首長がここに眠っている。



横大道古墳群(文化財の紹介ページはこちら

 国道2号線と国道432号線が交差する新庄交差点を北に500mほど向かうと直ぐ右手に、なだらかな谷平地が広がる。この北端の山腹面に11基からなる横大道古墳群がある。いずれもが横穴式石室を持つ後期の群集墳で、大半が通有の直径10m内外の大きさの円墳であるが、北端にある第1号古墳と第2号古墳が特に傑出した大きさと内容を誇っている。中でも第1号古墳は直径約20m・高さ5mの墳丘と、大石を用いた、長さ9,4m・幅2m・高さ3mの県内有数の大横穴式石室を築いている。内部から鉄刀・馬具類・須恵器類などの多くの副葬品とともに金銅製冠(金メッキを施した銅板を加工して作った冠)が出土したことで有名である。

 1992(平成4)年に広島大学考古学研究室が地形測量を実施したところ、なんと1号、2号の2つの円墳が繋がって、墳長約30mの前方後円墳になったのだ。円墳と前方後円墳とでは意味が全く異なる。前方後円墳は中央政権にその力量が認められた首長だけが築造できたからである。つまり、西暦6世紀後半に死亡、埋葬されたこの地域の首長は、中央政権にその地位が高く評価されていたことになる。

 その理由はこの地域の地政学的な重要性にある。つまり古代交通路の要衝を抑えた人物であったことが優遇された理由であろう。



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